■建設業の許可を受けるには
建設業の許可を受けるには、様々な許可の要件（資格）を備えていなければなりません。
大きく分けると
【人的要件】・・・①経営業務の管理責任者 ②専任技術者 ③誠実性
【財産要件】・・・④財産的信用
【欠格要件】・・・⑤欠格事由に該当しないこと
建設業許可申請には、これらについての証明書類を添付する必要があります。
③誠実性
建設業許可を受けるためには、
・法人である場合は、その法人、役員、支店または営業所代表者が
・個人である場合は、本人または支配人が
請負契約に関して、不正や不誠実な行為をするおそれがないことが要件とされています。
不正な行為とは 請負契約の締結または履行に際し、詐欺、脅迫、横領等法律に違反する行為のことをいいます
不誠実な行為とは 工事内容、工期等について請負契約に違反する行為のことをいいます
「誠実性がない」として不許可となる具体的なケースとして
建築士法・宅地建物取引業法等で免許等取り消し処分を受け、その処分の日から５年を経過していない場合
暴力団の構成員である場合や、経営が実質的に支配されている場合
などが挙げられます。
許可を受ける受けないに関わらず、日頃から誠実な契約の締結・施工を行ないましょう。
